競争市場構造(CIM)分析  PART2ならメガマックス

No.890:競争市場構造(CIM)分析  PART2

いずれのモデルにしても、個々の消費者の行動を分析するのでなく、マクロで考え、市場全体としては、素直な消費者の行動になるというモデルと言えると思います。

ここに、矛盾を抱えた消費者という概念をどう、数式に織り込むのだろう。ノイズとも違うよなあ。それに、正規分布的な考え方は実社会では通用しないというのが今日的です。(100年に一度の経済危機の発生など)

「好き」か「嫌い」か「好きでも嫌いでもない」という分け方に「好きだし嫌いだし」という状態を追加する訳です。

好きと嫌いがフィティフィティの時に、エントロピー最大になるというのは、何となくわかります。ある事象に対して、内側に「嫌い」という状態を持っている消費者の方が、相対的に「好き」という状態が山高くなるので、単純に「好き」という消費者より、ブランドロイヤリティが高まるのかなあ。

掲載日:2010年11月21日

No.889:競争市場構造(CIM)分析  PART1

No.891:メビウスブランド

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