オフプライスストアの始まり PART2ならメガマックス

No.978:オフプライスストアの始まり PART2

ところが、ファイリーンズベースメントは、65店舗まで拡大しながら、1999年に倒産してしまいます。

そして、アメリカの大手小売業のショッテンステインストアズが買収します。

グループのSBキャピタルは、Kマートの倒産時に500店を越える店舗の閉店セールをオペレーションしたことで有名な、リクイデーターです。

日本でも、ダイエーの買収時に名乗りを上げたキアコンのパートナーでした。

メーカー直のブランド品の過剰在庫品を国際的に調達するネットワークを駆使し、ブリッジ(カテゴリー横断型)マーチャンダイジングにより、よみがえります。

アウトレットは、郊外(サバーバン)が中心なのに、都市部(アーバン)で展開する高級ブランド専門ディスカウントストアとして、米国東海岸を中心に、観光客にも人気のあるストアです。

日本ではキズ物を売るのがアウトレットストアという中で、A品の過剰在庫品の処分をメインディッシュにするというコンセプトをメガマックスが導入できた背景には、こういった先駆者がありました。

掲載日:2011年10月13日

No.977:オフプライスストアの始まり PART1

No.979:OPSから生まれたHFAS

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