Buyer's Voice | 買い付けこぼれ話
お店に並ぶ商品を見つけてくる“バイヤー”というお仕事があります。
どんな業界でも(もちろんどんなお仕事でも)そうですが、並々ならぬ苦労とちょっとした楽しさがあります。
ここでは買い付けの時のエピソードなんかをご紹介します。
- ※このコーナーで記載されております入荷関連情報は掲載時のものとなり、継続性はございません
No.366:曲げ木と削り出し
スチームをあてて木をまげていく曲げ木の家具というと、東欧のトーネットチェアが有名です。
日本でも、飛騨高山などで、高い技術をもったメーカーが、きれいなカーブの曲げ木の家具を製作しています。
一方で、太い木材から削り出しで、3次元カーブを作り出していく家具も生産されています。
コンピューター制御のNCルーターによるカッティングのシーンは、見ていても、感動しますね。
木材を接着する技術も格段に進化していますから、接木(つぎき)されていても、それを感じさせない製品もたくさんあります。
ラバーウッドの場合、細くすると割れやすいという弱点がありましたが、最近のテクノロジーにより、これも可能になってきました。
見た目のきれいな家具をつくるためには、ようような技術が必要です。